人材育成関連事業, 最新活動報告

学生向け工場見学会 2016年6月28日

 モノづくり日本会議は6月28日、早稲田大学商学部藤田誠ゼミナールと連携し、学生向け工場見学会を開いた。同ゼミの学生32人が参加し、富士電機機器制御吹上工場(埼玉県鴻巣市)を訪問した。

現場で”モノづくり”触れる

工場見学、経営学に直結

  藤田教授は工場見学について「企業経営の現場、特に“モノづくり”の現場を見ることは、経営学を学ぶ学生にとっては座学とともに重要な学習機会」と位置づけている。「学生たちには、経済を支えているのは、工場などの現場であることをしっかりと認識してほしい」(同)と意義を強調する。
 富士電機機器制御吹上工場は、同社の基幹工場として、電磁開閉器や高圧遮断器など受配電機器やFA製品を生産。また敷地内にある商談・見学施設「テクノウェーブふきあげ」では富士電機の事業、歴史、受配電・制御機器などの最新技術・ソリューションを紹介している。
 見学会はまず、富士電機と富士電機機器制御、吹上工場の概略のレクチャーを受け、その後2班に分かれ事業所内を移動。テクノウェーブふきあげ、各種試験や試作を行う開発棟「テクノラボ」、工場棟などを丁寧な解説を受けながら見学した。学生たちは生産効率や品質向上のためのさまざまな工夫について、その都度大きくうなずいていた。
 見学終了後、あらためて質疑応答の時間が設けられた。自社製品のいちばんの優位性について「開閉装置の耐久性はカタログ値以上の性能があると、自信を持っている」との頼もしい言葉からメーカーとしての誇りを感じ取っていた。

 藤田教授は「今回見学した富士電機機器制御の吹上工場は、事業所として生産・開発・マーケティングの機能が融合されている。今後の首都圏における工場のひとつのあり方を示すモデルだろう」と締めくくった。