「感性価値」とは、生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることによって顕在する価値です。これを実現できれば、品質、機能、コストといった要素に「+αの価値」を生活者に提供することになり、それに見合う対価を得ながら同時にモノやサービスに対する生活者の愛着や固定的な購買層を獲得することができるようになります。
生活者は時に作り手の手間、こだわり、時間などに共感し、それに価値を見出すことがあります。本来表面に現れにくい、モノづくりに込められた想い、使い手への思いやりなどを可視化し、共感に結びつけることで「愛着」や「お気に入り」といった感性価値が生まれます。その時、作り手と使い手が共鳴しあって作り上げる「共創」が重要です。「共創」により作り手から使い手、使い手から作り手といった感性価値の循環を実現できます。
感性価値の概念は、決して生活者に近い最終製品だけのものではありません。素材・部品という川上から最終製品という川下までの広がりを持った工業製品全般、サービス、企業価値そのものまでにおいて、普遍的なキーワードになると考えます。
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コンセプト |
グローバル化の進展で市場が拡大する一方、市場を獲得するための競争はますます激化しています。中国を含めたアジアの企業が技術力や品質を高めており、日本のモノづくり企業はさらに差別化できる付加価値を生み出し、イノベーションの創出につなげる必要があります。 こうした中、感性価値は品質、コスト、機能といった既存の付加価値に加え、第4の価値軸として捉えていくことが可能です。もちろん、これまで日本が強みとしていた品質、機能、コストを磨き続けることが前提になります。グローバル市場の中で、感性価値を通じて顧客から選ばれる製品やサービス、あるいは企業そのものの価値とは何かを考える必要があります。 研究会では新しい価値軸である感性を切り口として、モノづくり力の強化につなげていきたいと考えています。感性価値を取り入れることで、これまでにない製品の開発やマーケティング力の強化、販売拡大、企業価値の向上などを目指します。感性のとらえ方は企業や個人によって異なりますが、感性価値から広がる新しいモノづくりに挑戦していきたいと考えます。 |
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研究活動 |
感性価値創造に向け、経済産業省は重点的に施策を展開しています。 |
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成果普及 |
・シンポジウム開催 ・私的提言 |
| プロフィール |
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オラクルひと・しくみ研究所 代表 日本感性工学会 理事 オラクルひと・しくみ研究所 http://www.kosakayuji.com/ |
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