バイオハイブリッドデバイスの産業応用に向けて

関東
開催日時
2019年6月14日 14:00
開催場所
TEPIAホール (東京都港区北青山2-8-44 4F)
概 要
 生物と機械の優れた機能を融合させる「バイオハイブリッドデバイス」は、医療や環境、セキュリティー等、
幅広い分野への産業応用、社会実装が期待され、現在、研究・開発が進めらています。
 本講演会では、バイオハイブリッドデバイスに関する大学の研究者や民間企業の開発者が登壇し、事業化・
産業応用の可能性や先進事例等を紹介します。

主 催
日刊工業新聞社、モノづくり日本会議

日 時
6月14日(金)14:00~16:30

場 所
TEPIAホール
(東京都港区北青山2-8-44 4F)
https://www.tepia.jp/access

定 員
140名

お申し込みはこちら
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=aEvIRnMAmXz

プログラム
受付開始
13:30~

<講演①>
14:00~14:50
テーマ:「生物に学び、生物を活かすものづくり」
 生物の形態や構造を人工物に活かす「生物模倣工学」から、自然生態系の循環に寄り添うものづくり、生物その
ものを活かす技術開発までを視野に入れた「生物規範工学」を鳥瞰しながら、その最先端である「バイオハイブリ
ッド技術」の可能性を紹介する。

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■株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所所長
科学技術ジャーナリスト
赤池 学 氏
 社会システムデザインを行うシンクタンクを経営し、環境・福祉対応の商品・施設・地域開発を手がける。
「生命地域主義」「千年持続学」「自然に学ぶものづくり」を提唱し、製造業技術を中心とした執筆、評論、
講演活動にも取り組む。

<講演②>
14:50~15:40
テーマ:生物の知能を活かす技術 ~自然環境に潜む情報を昆虫から探る~
 生物は進化を通して、複雑に変化する環境情報を検出する独自の感覚器(センサ)や情報処理装置である脳
を獲得した。中でも昆虫は全動物種の5割以上を占め、我々の想像を超えた能力(知能)を発揮する。昆虫の
知能を再現した新しいモノづくりの世界を紹介する。

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■東京大学先端科学技術研究センター 所長
神崎 亮平 氏
 1986年筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。理学博士。1991年筑波大学生物科学系助手、その後
講師、助教授を経て、2003年同教授。2004年東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻教授。
2006年同先端科学技術研究センター生命知能システム分野教授。2016年4月より所長。

<講演③>
15:40~16:30
テーマ:バイオセンサの技術開発と事業化 ―PHC(株)における使い捨て型血糖センサの開発・事業化事例―
 PHCは、長年にわたる技術開発の結果として1991年に使い捨て型血糖センサの事業化に成功した。その事
業化に至るまでの経緯、着目した要素技術、そして事業化以降の20数年にわたる技術開発の変遷について紹介
する。

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■PHC株式会社 診断薬事業部 新規事業開発部 部長
池田 信 氏
 1993年松下電器産業(株)(現パナソニック(株))入社、本社技術部門にてバイオセンサ開発関連
業務に従事。2007年パナソニック四国エレクトロニクス(株)(現PHC(株))に異動、2019年1月
より現職。
 

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