ダイバーシティ推進シンポジウム~企業の先進事例と共に~

その他
開催日時
2023年11月21日 14:00
開催場所
オンライン(Zoom)
【開催趣旨】
強い競争力を保つ企業にとって多様な人材の獲得は必須です。そのために企業側が取り組むべき課題は人材のライフステージごとに異なります。一方で日本は、世界経済フォーラムが公表するジェンダーギャップ指数で極めて低い水準のままでSDGs達成度ランキングもランクを落としました。企業の持続的な成長のために性別に関係なく全ての人が平等に働きやすい職場環境の推進に向けて本シンポジウムでは、ダイバーシティ推進について詳しい萩原なつ子先生と先進的な取り組みを行っているオハヨーバイオテクノロジーズ株式会社と、人手不足から障がい者雇用に取り組み千葉県で初「もにす認定」を取得した天伸株式会社にご講演頂きます。

【開催概要】
日 時 :2023年11月21日(火)14時00分~16時15分
参加費 :無料(先着順)
開催形態:Zoom配信
主 催  モノづくり日本会議

【プログラム】
▶14:00~15:00
「令和モデル」をつくりだそう!
―キーワードはD,E&I―

日本の世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数は146か国中125位、また、SDGs達成度ランキングにおいても目標5ジェンダー平等に進捗がないために、163か国中21位とランクを落としています。そこで、ジェンダー平等に向けた課題である固定的役割分業や無意識の思い込みなど、ジェンダーに関する基礎を解説するとともに、女性や多様な人々の能力を最大限に引き出し、全ての人が働きやすい職場環境の整備や、個々を活かす組織にとって必要条件となるÐ,E&I(ダイバーシティ、エクイティとインクリュージョン)についてお話します。
[講師]
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萩原 なつ子 氏
独立行政法人国立女性教育会館理事長
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター代表理事
立教大学名誉教授
[プロフィール]
お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(学術)。(財)トヨタ財団アソシエイトプログラムオフィサー、宮城県環境生活部次長、立教大学教授等を経て、令和4年4月より、現職。「消滅可能性都市」に指定された東京都豊島区で子育て世代や働く若い女性の視点でのまちづくりの政策提言を行った「としまF1会議」座長。広範なネットワークを生かして、地域を元気にするユニークで斬新なイベントを仕掛けている。

▶15:00~15:30
「女性メンバーそれぞれのライフステージを大切したチーム運営、コミュニケーション方法」 
一口に「女性」といっても、ライフステージによって様々な立場におかれている方が
職場では一緒に働いています。
それぞれの意識、意向を大切にしながら、どんな環境が心地よく働けるのか。逆にどんな環境が働きにくいのか。どんなキャリアを描きたいと考えており、サポートできるのか。
日頃、チーム運営の中で心がけていること、コミュニケーションの取り方、関係性構築について自身の経験も含めてご紹介します。

[講師]
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玉井 早智 氏
オハヨーバイオテクノロジーズ株式会社 
ブランドマーケティング課 課長
[プロフィール] 
2009年青山学院大学文学部心理学科卒業。新卒で総合通信販売会社へ入社し、カタログ通信販売の雑貨、美容カテゴリのMDを約4年担当の後、消費財メーカーにて日用品、紙おむつ等の商品企画、広告宣伝業務を約7年担当。その後、2019年にオハヨーバイオテクノロジーズへ入社。「ロイテリ」ブランドのブランドマネジメント、広告・PR、自社EC・モール、顧客サポート領域を統括。 

▶15:30~16:00
「障碍者雇用は、経営の障害にならない」
会社経営を伯父から引き継いだ後、求人広告を出しても人が集まらない状態で、尚且つ、若手を中心に退職者が続き、人の確保に悩み続けました。                
その様な中、特別支援学校に保護者として関わった経験から、障碍者就業支援センターに相談し、実習の受入れに取組みました。
当初は、補助作業として箱替えだけでも出来ればと思い、採用しました。
内容としては、6つの項目についてお話しさせて頂きます。
(1)会社概要
(2)障碍者雇用に取組んだきっかけ
(3)苦労した点
(4)周囲の変化
(5)会社内の現状
(6)今後の展望

[講師]
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小宮山 記祥 氏
天伸株式会社 代表取締役
[プロフィール]
1989年千葉商科大学卒 アパレル会社勤務を経て、1992年伯父が経営する㈱東邦発條製作所(現 天伸㈱)に入社。2017年、伯父から経営を承継し、代表取締役に就任。       
2020年千葉県より「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス(千葉県障碍者雇用優良事業所)」に認定。2021年千葉労働局より「障碍者雇用に関する優良な中小企業主に対する認定制度(通称:もにす認定制度)」に千葉県初の事業主として認定。
2022年から2年連続で、健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)で認定。
障碍者雇用以外に、働く事に悩みを抱えた未就労の方の就労支援をする就労支援施設から、実習の受入れや採用を実施している。

▶16:00~
質疑応答
 
  
終了しました。
多数のご参加、誠にありがとうございました。

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